【百合漫画】新刊 おすすめクイズ【2021年7月後半】

1問目

いづみみなみ先生の『異世界女子監獄』。同室の人が新入りにムショでの振る舞いを教えたり、ムショ内で派閥争いがあるなど、海外の刑務所ドラマあるあるが散りばめられています。海外ドラマ好きならより楽しめるかもしれません。

刑務所の中は治安が非常に悪いです。そんな中絵里は、ボスにメシを抜かれたリーチェにパンを分け与え、彼女に懐かれます。友達の証にキスをしていました。この世界では普通なのでしょうか。

筆者の予想では絵里とこのリーチェがメインの関係性になってくると思いますが、絵里と同室のウェルももしかしたらあるかもしれないです。

作品全体で謎解きをするとのことですが、1巻だけでもかなり謎があります。絵里がなぜこの世界に来たのかに主に焦点を当てていくのだと思いますが、この世界が一体なんなのかという大きい枠組みも気になります。

また、独房にいるらしい10人の凶悪な囚人がどう絡んでくるのかも楽しみです。

1巻時点ではまだ展開を予想するくらいしかありませんが、今後巻を増やすごとに考察のしがいが出てくる作品なのではないでしょうか。

作者はディストピアを描きたいと語っているので、そういうのが好きな方は追ってみてはいかがでしょう。

 

2問目・3問目

袴田めら先生の新刊『ゆるふわと情熱のあいだ』です。ここで少し注意です。高森という男キャラが出てきて、話に絡みます。しかし、えんりことはらみの間には割って入らず、彼女たちがくっつくことを望んでいます。

そんな思いとは裏腹にえんりこは高森がはらみを好きだと思っており、はらみも同様えんりこに気があると思っています。二人は恋愛にはまだ至らない雰囲気ですが、調理実習で双子コーデしたり、「アレ」と言って通じたりと特別な関係であることは間違いありません。

二人にしか通じないワードというものは、二人の世界観が良く滲み出ていて良いですよね。それにしても「ごいごいシャカシャカドーン」は謎ワードすぎる。ちなみに「ごいごい」がタピオカミルクティーを吸う音。「シャカシャカ」がポテトを振る音。「ドーン」が大きなハンバーガーを表現する音です。

高森と一緒になって百合を楽しみたいという方には向いています。高森が百合を感じたシーンで共感する楽しみ方もありだと思います。その高森、実は袴田先生がモデルらしい。女の子たちが仲良くしているのを見るとうれしくなる人だそう。

男が出る作品は苦手という方も袴田めら先生のファンならば買って損はありません。巻末に袴田先生へのインタビューページが6ページあります。必見です。

さいごに

7月後半はまだまだこの他にも新刊が発売されました。8月になってしまうかもしれませんが、クイズは作るつもりですので、ぜひ解いていってください。

ではまた次の百合クイズで。

 

 

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